ホッと空の物語28‐海峡のモグラ-リベンジはパリから

エマニュエル・オーレ事務所はパリ8区にありフランス国鉄(SNCF)サンラザール駅前で、R.Sato事務所の近くである。周りにはプランタンデパート、オペラ座などがある。パリの常宿にしていたホテルアリソンはマドレーヌ寺院の周辺である。近くのサント ノーレ通り(Rue Saint Honore)にはエルメス、グッチなどの有名ブランド店が並んでいる。ホテルと事務所は地下鉄で一駅である。
オーレ事務所の建物はこの辺りで一般的な一体物の石を積み上げた重厚なつくりで、分厚い木材の門を入るとそこは石畳の中庭になっている。門の開閉は横にある押しボタンを押してロックを解除してから行う。(一階に管理人が居て、このボタンは入門の知らせと思う)中庭に面して建物への入り口があり、螺旋階段と古めかしいエレベーターがある。木製のドアを開けると中世風の装飾が施された鉄製のアコーディオン扉がある。これを開けて乗り、木製ドアが閉まると動き出す。停止時のフロアーの高さが合う事はほとんど無い。
しばらくホテルアリソンに滞在してSato事務所にオペラ座の横をあるいて通っていたが、手狭で通信機器の使用問題もあって、5月に入って三井物産のパリ事務所に部屋を借りる事にした。作業はしやすくなったが、Fax機がなぜか日本と形式が合わず、たびたび不通になる。しかも重要連絡にその頻度が多い。従って、通信状況が悪くなると、重要なニュースがあるのではないか警報のように受け止めていた。しばらくはアリソンから通ったが、ホテルも物産の特別価格で近くの高級ホテルメルディアンモンパルナスに変更した。

仕事は忙しくても何かイベントがあると聞くと後学のため見学に行った。パリ航空ショーは大体6月初旬から中旬にかけて隔年で開催される。1987年は第37回である。7月14日は革命記念日である。1789年に国民議会が実権を掌握し国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットが処刑された。この日はシャンゼリーゼ通りで軍事パレードが盛大に行われる。全ての交通が遮断されて凱旋門から下ってくる戦車部隊、装甲車部隊、騎兵部隊は壮観である。ちなみに、11月11日は第一次世界大戦の戦勝記念日、5月8日は第二次世界大戦の戦勝記念日である。

画像


画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック